日露外相会談、北めぐる協議強化で一致 北方領土経済活動で集中作業 - 産経ニュース

日露外相会談、北めぐる協議強化で一致 北方領土経済活動で集中作業

河野太郎外相(斎藤良雄撮影)
 河野太郎外相は21日、都内の飯倉公館でロシアのラブロフ外相と会談し、北朝鮮の核・ミサイル開発問題をめぐる6カ国協議の日露首席代表者会合を開くことで合意した。北方領土問題に関しては、5月にロシアで開かれる日露首脳会談で共同経済活動の具体的事業に合意できるよう、集中的に作業を進めていく方針で一致した。
 両外相は、朝鮮半島の非核化が日露両国の共通目標であることを確認し、緊密に連携していくことでも一致した。日露首席代表者会合の開催は、両外相が会談後に署名した2018~19年の日露外務省間の協議計画で初めて明記した。
 また、北方領土での共同経済活動に関し、外相会談前に開催予定だった局長級作業部会を4月中旬に開くことで合意した。4月19日にモスクワで次官級戦略対話を行い、5月に次官級の安全保障協議を都内で実施することも申し合わせた。
 英国で元ロシア情報機関員らが神経剤で襲撃された事件に関し、河野氏は「化学兵器の使用は許容できず、事実関係の解明が重要だ」と述べた。ラブロフ氏は会談後の共同記者会見で、ロシア政府の関与を否定した。