小池百合子知事、豊洲市場地元の東京・江東区長と面会 移転への協力に謝意

豊洲問題
東京都江東区の山崎孝明区長(左)と面会する小池百合子都知事=27日午前、江東区役所(高久清史撮影)

 築地市場(東京都中央区)の移転先となる豊洲市場(江東区)の開場日が来年10月11日に決まったことを受け、小池百合子都知事は27日、地元の江東区を訪れて山崎孝明区長と面会し、市場移転に関する江東区の協力に謝意を示した。

 豊洲の開場日は今月20日、都と市場業界団体の協議会で決定。江東区側は市場受け入れ条件である豊洲市場内の観光拠点「千客万来施設」整備や追加安全対策工事の実施などを都側が確実に行うことを前提に了承している。

 小池氏は報道陣に「ご報告とお礼に参った。江東区から要請されていることについて改めて確認し、都として真摯(しんし)に対応することについても話し合った」と語った。2020年東京五輪・パラリンピックの競技会場が集まる同区と、大会成功に向けて連携していくことも確認したという。

 山崎氏はこれまで、昨年8月の移転延期決定や、豊洲市場の地下水から環境基準超えの有害物質が確認されたことなどをめぐり、都側への不満や懸念を表明してきた。面会後、報道陣に「風評被害を含めれば、区民も大変辛かった。知事本人が年末に来て、政治家としてけじめをつけられたんだと思う」と述べた。