安倍晋三首相、空路墓参の継続に意欲 北方領土隣接自治体の首長らと面会

 
皇室会議を終え記者会見する安倍晋三首相=1日午前、首相官邸(斎藤良雄撮影)

 安倍晋三首相は1日、北方領土に隣接する北海道の1市4町で構成する連絡協議会の長谷川俊輔会長(根室市長)らと官邸で面会した。首相は、今年9月に初めて行われた北方領土の元島民による空路墓参について「元島民も高齢となった中で、より負担の少ない墓参を可能にしていかなければならない」と述べ、来年以降の継続に意欲を示した。

 首相はまた、ロシアとの北方領土交渉について「戦後70年以上たっても解決されず、日露間に平和条約が締結されていないことは、異常な状況といってもいい。この認識はプーチン大統領と一致している」と指摘。交渉妥結には国民の理解が必要との認識も強調した。

 長谷川氏は「今後とも、国の外交交渉を支える国民世論のさらなる結集を図るため、粘り強く、全力で返還要求運動に邁進していきたい」と語った。