築地主要団体が来年10月中旬の移転合意

豊洲移転
豊洲市場=東京都江東区(ドローンで撮影、大井田裕)

 築地市場(東京都中央区)の豊洲市場(江東区)への移転問題で、主要業界団体トップで構成する築地市場協会は2日の会合で、小池百合子知事による豊洲市場の安全宣言などの条件付きで移転を来年10月中旬とすることで合意した。

 同協会は安全宣言に加え、入札不調で遅れが懸念されている豊洲市場の追加安全対策工事を予定通り7月末までに完了させることも条件とした。この2点について小池氏の確約を求める要望書を都に提出した。

 6日午後に業界団体と都で作る新市場建設協議会が開催され、業界側の合意内容を踏まえ協議が行われる。同協会の伊藤裕康会長は「要望書の返事をもらって移転日を決定したい」と述べ、協議会開催までの回答を求めた。

 小池氏は2日の定例会見で安全宣言について「安全面での条件がそろった段階で安全安心な市場であることについては私が発信する」と明言。追加工事は移転スケジュールに影響が生じないよう事務方に指示したことを明らかにした。

 都は10月、移転時期を来年9~10月とする案を業界側に提示。関係者間では直前に移転作業にあてられる連休があり、大安の10月11日が有力視されている。