北方領土の共同経済活動 2、3日に局長級作業部会

 
河野太郎外相

 河野太郎外相は1日午前の記者会見で、北方領土における共同経済活動の実現に向け、日露両政府が2、3両日に局長級作業部会の議長間協議をモスクワで行うと発表した。2日は個別プロジェクトに関する協議を行い、3日は人の移動に関する法的枠組みについて意見交換する。

 作業部会は、9月の日露首脳会談で設置に合意していた。個別事業は、(1)海産物養殖(2)温室野菜栽培(3)観光ツアー(4)風力発電(5)ゴミの減量対策-の5分野を優先課題として協議する。11月中旬にはベトナムで首脳会談が予定されており、両首脳が作業部会の進捗状況を確認する。

 河野氏は「(作業部会の)議長間できっちり相談をした上で、作業部会でいろいろ議論していきたい。物事はできるだけ速やかに進めていきたい」と述べた。