官民調査団が根室帰港へ 北方領土の視察終え

 

 北方領土での日本とロシアの共同経済活動に向けた官民調査団(団長・長谷川栄一首相補佐官)は31日、視察を終えて北海道・根室港にチャーター船で戻る。両政府は調査を踏まえ、活動計画の策定に着手したい考えだ。

 安倍晋三首相は11月、ベトナムで開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に合わせロシアのプーチン大統領と会談し、作業の加速を確認する方針だ。

 今月26日に出発した調査団は、日露首脳が9月に合意した観光分野など共同経済活動の5項目を巡り視察。国後島、択捉島、色丹島で天然温泉や宿泊施設などを見て回った。30日に根室に戻る予定だったが波が高く、接岸できなかった。