築地再開発、来月12日に検討会議 来年度末までに方針決定

豊洲市場問題
定例会見で築地再開発を検討する有識者会議について説明する小池百合子都知事=22日午後、都庁(宮川浩和撮影)

 築地市場(東京都中央区)の豊洲市場(江東区)への移転問題で、都は22日、移転後の築地再開発を検討する有識者会議の初会合を10月12日に開くと発表した。都は同会議の議論を踏まえてコンセプトを策定し、民間事業者のヒアリングも実施。来年度末までに再開発の具体的な方針を決める。

 築地再開発は小池百合子知事が今年6月に表明。都関係者によると、小池氏は築地の食文化などの魅力を生かした再開発に向け、文化面での有識者を委員に入れるようこだわったとされる。このため、会議の陣容は都の事務方の当初の人選から大きな変更があったという。

 委員は都顧問でビジネス・ブレークスルー大学副学長の宇田左近氏、全国調理師養成施設協会事務局長の大崎久美子氏、シャネル日本法人社長のリシャール・コラス氏、築地本願寺宗務長の安永雄玄氏ら10人。再生建築の専門家や弁護士らも名を連ね、中央区もオブザーバーとして参加する。

 小池氏はこの日の定例会見で「さまざまな分野でご活躍の方々から自由な発想で幅広い意見をいただき、それをコンセプトのベースに持っていく」と語った。