環境影響評価「やり直し不要」 東京都が報告

豊洲市場問題
記者の質問に答える小池百合子知事(中央)=28日午後、東京都庁

 東京都は28日、都環境影響評価審議会を開き、築地市場の移転先となる豊洲市場の追加土壌汚染対策に伴う、環境影響評価(アセスメント)のやり直しの必要性はないと報告した。再アセスせず小規模な変更にとどめることで、速やかに追加工事に入ることが可能となる。

 当初のアセスでは、豊洲市場の建物下には土壌汚染対策の盛り土があるとしていたが、なかったことが判明。都はアセスをやり直すか、もしくは変更するかを検討してきた経緯がある。

 アセスをやり直せば15カ月程度を要し、移転がさらに遅れる可能性があったが、都は「環境への影響は小さい」として、従来の評価書の一部を変更。盛り土に代わる対策として、地下空間の床をコンクリートで覆う方針を固めていた。