豊洲の「千客万来施設」、撤退検討の事業者に築地再開発説明 東京都、整備を要請

豊洲問題
江戸の町並みを再現した千客万来施設のイメージ図(東京都のホームページより)

 築地市場(東京都中央区)の移転先となる豊洲市場(江東区)で、観光拠点「千客万来施設」を整備予定の「万葉倶楽部」(神奈川県)が撤退を検討している問題で、都が同社に豊洲移転・築地再開発の考え方を説明し、予定通りの整備を要請したことが28日、都や同社への取材で分かった。

 小池百合子知事が築地再開発で「食のテーマパーク」などを整備する構想を掲げ、同社が「同じような施設ができれば採算が取れない可能性がある」と難色。都は同施設との整合を図りながら築地再開発のコンセプトを具体化する考え方をまとめ、27日、同社に説明した。

 同社担当者は「築地をどうするかなど見えないところがある」とし、今後も説明を求めていくという。