オスプレイ整然と着陸、部隊展開 新潟・関山演習場で日米共同訓練

 
日米共同訓練で関山演習場(新潟県妙高市、上越市)のヘリポートに着陸した米軍の垂直離着陸輸送機オスプレイ=13日午後1時40分(松崎翼撮影)

 陸上自衛隊と米海兵隊は13日、新潟県妙高市と上越市にまたがる関山演習場で共同訓練に取り組み、米軍普天間飛行場(沖縄県)に所属する垂直離着陸輸送機MV22オスプレイ4機が参加した。

 関山演習場では、敵の制圧を想定した総合訓練を15日までの3日間、陸自側かが第30普通科連隊(新潟県新発田市)を中心に約300人、米海兵隊は約450人が参加して実施。オスプレイは陸自隊員を輸送して地上に展開させたり、撤収する役割を受け持つ。

 関山演習場には午後1時ごろ、オスプレイ4機が飛来。このうち1機が上空で旋回を続ける中、3機がエンジン音と「バラバラバラ」というプロペラ音を響かせながら次々と、雪が残る同演習場に一定の距離を保って整然と着陸した。

 着陸後、オスプレイからは防寒用の白い戦闘服に身を包んだ陸自隊員が地上に続々と降り立った。隊員は1機当たり十数人で、合わせて40人ほどがスキーを装着して移動し、敵兵を攻める訓練に取り組んだ。

 オスプレイの国内での共同訓練への参加は、昨年12月の沖縄での事故以来初めて。予定されている6機が参加すれば、国内の共同訓練では過去最多となる。

 共同訓練は群馬県の陸自相馬原演習場で6日に開始式が行われ、射撃や救護などの機能別訓練を10日まで実施した。3日間の総合訓練の後、16日に研究会を開き、17日に終了する予定。