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子どもの心ケア新拠点 福島県「20年は支援必要」

東日本大震災

子どもの心ケア新拠点 福島県「20年は支援必要」

更新 sty2104290010
 「ふくしま子どもの心のケアセンター」の開所式でテープカットする矢部博興所長(右から2人目)ら=29日午前、福島市  「ふくしま子どもの心のケアセンター」の開所式でテープカットする矢部博興所長(右から2人目)ら=29日午前、福島市
 「ふくしま子どもの心のケアセンター」で業務に当たる公認心理師ら=29日午前、福島市
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 東京電力福島第1原発事故の影響などで心の不調を抱える子どもを支援するため、福島県は「ふくしま子どもの心のケアセンター」を29日に新設した。所長に就いた福島県立医大の矢部博興教授は、旧ソ連のチェルノブイリ原発事故被災者の心理的研究を例に挙げ「最低あと20年はケアが必要だ。センターは重要な役目を担う」と強調した。

 センターは福島市の福島学院大内に設置。学校や市町村からの要請を受け、常勤の公認心理師ら専門家が、支援を必要とする子どもや保護者を訪問し、相談に応じる。

 福島県では、原発事故による避難生活の影響を受けた子どもに対処する部門と、発達障害など一般的な悩みを抱える子どもに対処する部門が分かれていたが、二つの窓口を一本化。原発事故が心の病の原因かどうか分からない子どもにも効果的に支援できるようにした。

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