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コロナ後肺障害に生体移植 京大病院、世界初

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コロナ後肺障害に生体移植 京大病院、世界初

更新 sty2104080008
 新型コロナウイルスによる肺障害患者の手術前(左)と手術後の胸部。移植した肺が黒く写っている(京都大病院提供)  新型コロナウイルスによる肺障害患者の手術前(左)と手術後の胸部。移植した肺が黒く写っている(京都大病院提供)
 京都大病院で行われた、新型コロナウイルスによる肺障害患者への生体肺移植手術(京都大病院提供)
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 京都大病院で行われた、新型コロナウイルスによる肺障害患者への生体肺移植手術(京都大病院提供)フルスクリーンで見る 閉じる

 新型コロナウイルス感染によって左右両方の肺がほぼ機能しなくなった女性患者に対し、健康な夫と息子の肺の一部を提供する生体移植手術を世界で初めて実施したと、京都大病院が8日、発表した。手術は7日に行われ、約11時間かかって終了。夫と息子の経過は良好で、女性は集中治療室に入っているが、順調にいけば2カ月で退院できる見込みだという。

 病院によると、新型コロナ感染後の肺障害に対する脳死肺移植は中国や欧米で数十例実施されているが、日本では脳死からの肺提供が多くなく、患者の待機期間も2年半ほどに及ぶのが現状。今回は女性に回復の見込みがなく、肺移植以外では救命できない状態だったといい、夫と息子が提供を申し出た。提供者側には肺活量が減るなどのリスクがあることを説明した上、同意を得て実施した。

 

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