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水浸しの切符、アートに 豪雨被災くま川鉄道を支援

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水浸しの切符、アートに 豪雨被災くま川鉄道を支援

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 浸水したくま川鉄道の記念切符(手前)と切り絵の作品「田園シンフォニーをもう一度」  浸水したくま川鉄道の記念切符(手前)と切り絵の作品「田園シンフォニーをもう一度」
 2020年7月4日、人吉温泉駅で浸水した「くま川鉄道」の車両=熊本県人吉市(同社提供)
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 2020年7月4日、人吉温泉駅で浸水した「くま川鉄道」の車両=熊本県人吉市(同社提供)フルスクリーンで見る 閉じる

 水浸しになった切符、切り絵で復活-。昨年7月の豪雨被害で不通が続く「くま川鉄道」(熊本県)の浸水した記念切符が、アート作品に生まれ変わった。熊本市の団体「ブリッジクマモト」が同社車両をテーマに作成し、限定100個を予約販売。売り上げの約半分を同社に寄付し、復興を支援する考えだ。

 切り絵の作品「田園シンフォニーをもう一度」を手にするブリッジクマモトの佐藤勝昭代表
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 切り絵の作品「田園シンフォニーをもう一度」を手にするブリッジクマモトの佐藤勝昭代表フルスクリーンで見る 閉じる

 くま川鉄道は、JR人吉駅前の人吉温泉駅(人吉市)と湯前駅(湯前町)を結ぶ。豪雨で保有する5車両全てが浸水し、人吉市の本社事務所も数十センチ水没。過去に販売した余りで、事務所に保管していた記念切符数千枚も泥水に漬かった。
 切り絵の作品名は、同社の列車の復活を願った「田園シンフォニーをもう一度」。横44センチ、縦18センチの額縁に、水に漬かった切符を車両型に切り抜いて五つ並べ、背景を彩るのは赤や青など車両の色。切り絵作家渡邊義紘さん(31)が手作業で制作している。

 価格は1万1千円で、ブリッジクマモトのホームページ(https://bridgekumamoto.com/)で予約を受け付けている。

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