トランプ大統領弾劾訴追 米史上初の2回目
更新 sty2101140002米下院本会議は13日、トランプ大統領が支持者をあおって連邦議会議事堂を襲撃させたとして「反乱扇動」の責任を問い、罷免を求める弾劾訴追決議案を賛成多数で可決した。2019年にウクライナ疑惑で弾劾訴追されており、米史上初めて2回弾劾訴追された大統領になった。
決議は上院に送付され、本会議で弾劾裁判が開かれる。開始はバイデン次期政権が発足する20日以降になる見込み。有罪・罷免には出席議員の3分の2の賛成が必要だが、民主、共和両党の勢力は拮抗する。有罪評決となれば、トランプ氏が今後公職に就く資格を剥奪し、次期大統領選への出馬を封じる採決に進むことも可能とされる。(共同)
決議案を提出した民主党からは全議員、共和党からも下院ナンバー3のチェイニー議員ら10人が賛成に回った。