海に楽器や石こう像不法投棄疑い 美術予備校代表、福岡
更新 sty2012090010 福岡市の博多港に楽器や石こう像を不法投棄したとして、博多臨港署は9日、廃棄物処理法違反(不法投棄)容疑で、美術系予備校「福岡中央美術」代表の西嶋正司容疑者(58)=福岡市博多区=を逮捕した。署によると、「(処理の)手続きが面倒で、金がもったいなかった」と述べ、容疑を認めているという。
逮捕容疑は8月20日午後5時55分ごろ、博多港の須崎ふ頭から、予備校で使われたトランペットや石こう像など計約28キロを不法に投棄した疑い。
署によると、西嶋容疑者は車で予備校から廃棄物を運搬。投棄の様子を目撃した男性が110番し、発覚した。署は、関係者や過去の処理方法を調べる。