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空襲犠牲51万人を追悼 不戦の誓い新たに、姫路

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空襲犠牲51万人を追悼 不戦の誓い新たに、姫路

更新 sty2010260006
 太平洋戦争の空襲犠牲者を追悼する式典で、千羽鶴を供える子どもたち=26日午前、兵庫県姫路市  太平洋戦争の空襲犠牲者を追悼する式典で、千羽鶴を供える子どもたち=26日午前、兵庫県姫路市
 兵庫県姫路市の慰霊塔前で開かれた、太平洋戦争の空襲犠牲者を追悼する式典=26日午前
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 兵庫県姫路市の慰霊塔前で開かれた、太平洋戦争の空襲犠牲者を追悼する式典=26日午前フルスクリーンで見る 閉じる

 太平洋戦争中に空襲で亡くなった全国の民間人約51万人を追悼する式典が26日、兵庫県姫路市の手柄山中央公園にある慰霊塔の前で開かれ、不戦の誓いを新たにした。遺族ら約200人が参列した。父を亡くした同県太子町の井上紀子さん(79)は「父は遺骨も見つからなかった。あんなに悲しい戦争は二度と起こしてはいけない」と訴えた。

 「もう戦争はしない」との決意を込め刀を地中に突き立てたデザインの慰霊塔は、全国の空襲犠牲者を供養する施設としては国内唯一。空襲で被災した107の自治体でつくる団体が1956年10月26日に建立し、毎年、この日に式典を開いている。

 団体の代表理事を務める姫路市の清元秀泰市長は「戦後75年が経過し、戦争体験の風化が懸念されている。戦争の惨禍と平和の尊さを次の世代に伝えていくことがわれわれの重大な責務だ」とあいさつした。

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