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仏大聖堂に隈研吾氏の建築 中世の彫刻保護

遺跡・建造物

仏大聖堂に隈研吾氏の建築 中世の彫刻保護

更新 sty2010240005
 フランス文化省が発表した隈研吾さんの案の完成予想図(隈研吾建築都市設計事務所提供・共同)  フランス文化省が発表した隈研吾さんの案の完成予想図(隈研吾建築都市設計事務所提供・共同)
 フランス文化省が発表した隈研吾さんの案。大聖堂正面入り口のギャラリーを内側から見た完成予想図(隈研吾建築都市設計事務所提供・共同)
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 フランス文化省が発表した隈研吾さんの案。大聖堂正面入り口のギャラリーを内側から見た完成予想図(隈研吾建築都市設計事務所提供・共同)フルスクリーンで見る 閉じる

 フランス文化省は23日、同国西部アンジェの中世建築サンモーリス大聖堂の貴重な多色彫刻を保護する計画に、建築家隈研吾さんの案が選ばれたと発表した。かつて正面入り口の外側にあった「ギャラリー」と呼ばれる部分を現代建築で再建する。
 文化省によると、フランスで中世の大聖堂に現代のギャラリーを組み合わせる試みは初めて。隈さんは「教会の建築様式とその時代の技術を研究してデザインした。中世と現代の職人が共同して新たにつくり上げる気持ちでプロジェクトに臨みたい」とコメントした。
 同大聖堂の入り口を飾るキリストや天使の彫刻は、中世大聖堂の多色彫刻の貴重な一例。アーケードのように柱や屋根で構成されるギャラリーが13世紀に建設されたが、19世紀初めに取り壊された。研究の結果、資料が不十分で完全な復元はできないとして、現代建築での再建が決まった。(共同)

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