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帰還困難区域から遠隔授業 神戸の高校生に現状伝える

東日本大震災

帰還困難区域から遠隔授業 神戸の高校生に現状伝える

更新 sty2010230016
 放射線を測るモニタリングポストを背に、神戸市の高校生へオンライン授業をする木村紀夫さん=23日午後、福島県大熊町  放射線を測るモニタリングポストを背に、神戸市の高校生へオンライン授業をする木村紀夫さん=23日午後、福島県大熊町

 東日本大震災の津波で福島県大熊町の自宅が流された上、東京電力福島第1原発事故で帰還困難区域に指定された木村紀夫さん(55)が23日、神戸市の灘高校の3年生約40人にオンライン授業を行った。津波で当時7歳の次女汐凪さんを失い、今も故郷に戻れない自身の経験や被災地の現状などを、同区域から約600キロ離れた高校生に伝えた。

 灘高校で行われた木村紀夫さんのオンライン授業=23日午後、神戸市
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 普段はいわき市で避難生活を送る木村さんは、原則立ち入り禁止のため雑草に覆われた田畑や、汐凪さんの遺骨の一部が見つかった場所をスマートフォンを使って約2時間かけて案内。現在の放射線量や、事故前に原発が町にもたらした恩恵などについて生徒からの質問に答えた。

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