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稲むら火祭り延期で採火式 和歌山・広川、コロナ影響

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稲むら火祭り延期で採火式 和歌山・広川、コロナ影響

更新 sty2010170016
 縮小版の採火式でたいまつを持つ児童=17日午後、和歌山県広川町  縮小版の採火式でたいまつを持つ児童=17日午後、和歌山県広川町

 和歌山県広川町で17日、恒例の「稲むらの火祭り」開催が新型コロナウイルスの影響で来年に見送られたことを受け、縮小版の採火式が実施された。稲むらの火祭りは、江戸時代の安政南海地震(1854年)で津波から村人を救おうと、稲わらに火を付けて高台に導いた実業家浜口梧陵の故事にちなみ、2003年から地元の実行委員会が毎年実施してきた。

 高台にある神社までの道のりで、たいまつを手にする山本愛謝さん(右)=17日午後、和歌山県広川町
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 高台にある神社までの道のりで、たいまつを手にする山本愛謝さん(右)=17日午後、和歌山県広川町フルスクリーンで見る 閉じる

 雨の中、広川町役場で開かれた採火式では、みこがたいまつに点火。その後、地元の小学生11人が交代でたいまつを持ち、高台にある神社まで約2キロの道のりを歩いた。小学6年の山本愛謝さん(11)は「これからも防災の勉強をしたい」と話した。
 「梧陵語り部ジュニアクラブ」を運営する熊野亨さん(70)は「縮小はしたけど開催できてよかった。毎年やることに意味がある」とほっとした様子だった。

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