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「軍艦島」建物の崩落進む 世界遺産、保全は困難

遺跡・建造物

「軍艦島」建物の崩落進む 世界遺産、保全は困難

更新 sty2010030002
 端島の鉄筋コンクリート造りアパート「30号棟」(中央)=9月、長崎市(共同通信社ヘリから)  端島の鉄筋コンクリート造りアパート「30号棟」(中央)=9月、長崎市(共同通信社ヘリから)
 長崎市の端島(通称・軍艦島)=9月(共同通信社ヘリから)
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 長崎市の端島(通称・軍艦島)=9月(共同通信社ヘリから)フルスクリーンで見る 閉じる

 世界文化遺産「明治日本の産業革命遺産」を構成する長崎市の端島(通称・軍艦島)で、国内最古の鉄筋コンクリート造りアパート「30号棟」など大正から昭和初期に建てられた建物の崩落が進んでいる。強風や大雨により浸食が拡大しているが、市の担当者によると「安全性の問題から立ち入りが厳しく、修繕や保全は困難」といい、市は今後、国や長崎県と対応を協議する考えだ。

 長崎港の南西約18キロの沖合に浮かぶ端島は、2015年に世界遺産に登録された。高層の建物群や護岸の外観が軍艦「土佐」に似ていることから、「軍艦島」と呼ばれる。

 30号棟は7階建ての旧鉱員住宅で、16年に建てられた。今年3月に強風で南側の一部が崩れ、6月中旬の大雨で西側も崩落。9月には台風に見舞われ、南側の梁など崩落部分が広がった。

■関連【360°パノラマ】劣化進む「軍艦島」(2015年6月1日撮影)

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