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震災遺構中浜小が一般公開 児童ら守った備え伝える

東日本大震災

震災遺構中浜小が一般公開 児童ら守った備え伝える

更新 sty2009260012
 震災遺構として一般公開が始まった、宮城県山元町の中浜小学校の校内=26日午後  震災遺構として一般公開が始まった、宮城県山元町の中浜小学校の校内=26日午後
 震災遺構として一般公開が始まった、宮城県山元町の中浜小学校=26日午後
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 震災遺構として一般公開が始まった、宮城県山元町の中浜小学校=26日午後フルスクリーンで見る 閉じる

 東日本大震災の津波に襲われたが、教職員の指示で屋上に避難した児童ら90人全員が助かった宮城県山元町の中浜小学校が震災遺構として整備され26日、一般公開が始まった。海から約400メートルの校舎は、はがれ落ちた天井や曲がった鉄骨がそのまま残り津波の脅威を伝えるほか、映像や語り部、ガイドが事前の備えの重要性を訴える。

 震災遺構として整備された中浜小学校の校内を見学する人たち=26日午後、宮城県山元町
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 公開に先立つ式典には震災当時、校長として避難を指揮した井上剛さん(63)らが参加、テープカットを合図に、鳥の形をした白い風船を飛ばし祝った。井上さんは「最善の判断とは思っていないが、少ない情報を基に命懸けで行動した」と振り返り「当時の思いに触れてほしい」とあいさつした。
 校舎内に通路を設け、児童らが避難し一夜を明かした屋上の倉庫を公開。井上さんが震災時を振り返る映像では、事前の備えや限られた情報を基に垂直避難を決めた経緯を説明する。

 震災遺構として一般公開が始まった、中浜小学校の屋上の倉庫。震災当日に児童らが避難し、段ボールなどで寒さをしのいだ=26日午後、宮城県山元町
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