仮想空間コース楽しむ ツール・ド・東北中止も
更新 sty2009190016東日本大震災の復興支援を目的に宮城県沿岸部などで予定していた自転車イベント「ツール・ド・東北2020」が中止になったことを受け、オンラインで仮想空間のコースを走る代替イベントが19日開かれ、約1170人が楽しんだ。
河北新報社とヤフーの共催。ツール・ド・東北は13年から毎年開催され、今月19~20日にも予定されていたが、新型コロナウイルスの感染拡大で中止となった。
代替イベントは、固定された自転車をパソコンなどと接続し、オンライン上でレースができるアプリ「Zwift(ズイフト)」を利用。参加者は、設定された67.5キロのコースを走った。
昨年のツール・ド・東北には国内外約4千人が参加。宮城県石巻市など被災地の復興の現状を自転車で走って体感した。