岐阜、非常事態宣言を解除 新型コロナ差別反対も訴え
更新 sty2009010026岐阜県の古田肇知事は1日、新型コロナウイルス感染症の対策本部員会議を開き、感染の波は落ち着いたとして、7月31日に発表した県独自の非常事態宣言を解除した。同時に、感染者や医療従事者、他地域からの訪問者らへの差別をなくそうと、市町村長との連名で「ストップ『コロナ・ハラスメント』宣言」を発表した。
非常事態宣言の解除を巡り、知事は会議後の会見で「警戒を緩めると、たちまち3度目の感染拡大につながる」と強調。「警戒継続」が宣言解除の条件だと説明し「感染リスクが高いところには行かないでほしい」と注意喚起した。
感染が広がっている隣県の名古屋市内での飲食、閉め切った場所でのパーティーやカラオケなどはしないよう求め、毎日、体調をチェックし、体調が悪い時は通学や通勤を控えるよう呼び掛けた。