ファンの声、動画で球場へ 工夫さまざま初の無観客 プロ野球、19日開幕
更新 sty2006180013「スタジアムまで届け」「おうちからエールを」。19日に開幕するプロ野球は、史上初めて無観客で開催される。球場に足を運べないファンに試合を身近に感じてもらおうと、各球団は応援動画を募るなどさまざまな工夫を凝らす。
開幕戦を本拠地の横浜スタジアムで迎えるDeNAは「あなたの声でハマスタを沸かせ」と呼び掛けて、応援歌を歌った動画や音声をファンから募集。
パ・リーグは共同企画として、球団ごとに動画を集めた。ビデオ会議システムなどを使って、応援歌を歌うファンの姿を収録。「ラッキーセブン」でスタンドが盛り上がる七回の攻撃に合わせて球場の大型ビジョンに映し出す。
ファンのいない観客席を利用した企画も。巨人はバックネット裏に置いた大型パネルにユニホームを着たり、メガホンを持ったりして応援する写真を映し、声援が送られているように演出する。