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「藤沢メダカ」復活を 地元住民、繁殖に奮闘

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「藤沢メダカ」復活を 地元住民、繁殖に奮闘

更新 sty2006080001
 藤沢メダカ(菊池久登さん提供)  藤沢メダカ(菊池久登さん提供)
 メダカを放流した池について説明する市民団体の菊池久登会長=5月、神奈川県藤沢市
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 メダカを放流した池について説明する市民団体の菊池久登会長=5月、神奈川県藤沢市フルスクリーンで見る 閉じる

 神奈川県藤沢市を流れる境川水系に生息していたメダカを守ろうと地元住民が奮闘している。一時は絶滅したと思われていたが、25年前に自宅の池で飼っている人がいることが判明。「藤沢メダカ」と名付けられ、住民らが繁殖に取り組んでいる。

 5月上旬、200匹の藤沢メダカが市役所の分庁舎広場に造られたひょうたん形の池(全長約6メートル)に放流されると、元気に泳ぎ始めた。

 全国に生息するメダカは、各地の水系ごとに異なった遺伝子を持つとされる。都市化が進んで自然豊かな池や沼が少なくなったことに伴い、数が減少。1999年には環境省の絶滅危惧種のリスト(レッドリスト)に掲載された。

 藤沢メダカは90年ごろに川や池から姿が消え、絶滅したとみられていたが、95年に民家の池で飼育されていたことが分かった。貴重な地元のメダカを絶やすわけにはいかないと、住民たちが立ち上がり、96年に市民団体「藤沢メダカの学校をつくる会」(菊池久登会長)を結成した。

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