ビニール幕で仕切り熱唱 大阪・アメ村のライブハウス再開
更新 sty2006020004
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大阪ミナミ・アメリカ村のライブハウス「ANIMA(アニマ)」では2カ月ぶりに営業を再開。ステージと客席の間には飛沫を防ぐビニールシートが用意された =1日午後、大阪市中央区(撮影・松永渉平)フルスクリーンで見る
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新型コロナウイルス感染拡大に伴う店舗などへの休業要請について、大阪、京都、兵庫など近畿2府4県は1日、条件付きで解除。大阪では過去にクラスターが確認されたライブハウスやカラオケ店、接待を伴う飲食店などで、業界や府が定めた感染予防の指針を守ることを条件に全面解除された。
大阪ミナミ・アメリカ村のライブハウス「ANIMA(アニマ)」では2カ月ぶりに営業を再開。午後8時から神戸の4人組ロックバンド「セックスマシーン!!」による緊急ライブが行われ、マスク姿の若者ら約50人が集まった。
コロナ感染対策として入り口で検温や手指の消毒を行い、来場者に対して府のコロナ追跡システムへの登録を実施。ステージと客席の間に飛沫を防ぐビニールシートが用意され、観客、スタッフともに全員マスクの着用を徹底。定員350人のところ、全席着座で49人まで絞ったという。
ボーカルの森田剛史さん(38)は「ファンの前で歌えることがが一番うれしい」と笑顔。オーナーの吉條壽記さん(43)は「スタッフには客と極力接しないように注意した」と話し、ライブ再開に万全を期していた。