札幌市に医療ガウン寄贈 北京の邦人ら支援第2弾
更新 sty2006010020北京の日本人団体「北京日本倶楽部」などは新型コロナウイルス感染が続く札幌市や、国際医療援助団体「AMDA」(岡山市)などを支援するため医療用ガウン計1万着を贈る。1日、北京市内で梱包作業を行った。来週にも届く予定。
同倶楽部によるガウン支援は5月に続いて2回目。中国で感染が深刻化した際にAMDAなどからマスク提供などの支援を受けたことから「恩返しに」と、北京在住の日本人から寄付を募って中国製のガウンを購入した。
贈るのは札幌市と神奈川県にそれぞれ4千着、AMDAに2千着。札幌市では市立札幌病院など19の医療施設に配布される。日本でマスク不足の状況は改善しつつあるが、医療用ガウンは依然足りないという。
同倶楽部の谷徹雄会長らは「感染防止に取り組んでいる札幌市などに医療物資が役立てばうれしい」と話した。(共同)