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怒りと失望渦巻く遺族 政府のコロナ対策自賛に

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怒りと失望渦巻く遺族 政府のコロナ対策自賛に

更新 sty2005220013
 中国・武漢で、習近平国家主席の写真の前を通り過ぎるマスク姿の市民=22日(共同)  中国・武漢で、習近平国家主席の写真の前を通り過ぎるマスク姿の市民=22日(共同)
 中国・武漢で、フェースシールドを着けた子どもを連れて歩くマスク姿の市民ら=22日(共同)
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 中国・武漢で、フェースシールドを着けた子どもを連れて歩くマスク姿の市民ら=22日(共同)フルスクリーンで見る 閉じる

 「怒りがわく」「がっかりだ」。新型コロナウイルス感染症が世界を苦しめる中、北京で22日に始まった全国人民代表大会(全人代)。政府は習近平国家主席が「自ら指揮」したとして国を挙げた対策を自賛したが、湖北省武漢市の遺族らからは失望の声が上がった。
 父親を亡くした武漢の40代男性は、対応を自賛するばかりの政府活動報告に我慢ならない様子。全人代は責任追及の場ではなかったとして「単なる仲間内の会議。誰かが異を唱えるわけでもない」と、吐き捨てるように語った。

 中国・武漢市内の市場に買い物に訪れたマスク姿の市民=22日(共同)
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 中国・武漢市内の市場に買い物に訪れたマスク姿の市民=22日(共同)フルスクリーンで見る 閉じる

 活動報告は「新型コロナによる肺炎の発生以降、人民の生命と安全を第一に習氏が自ら指揮を執った」と強調。男性は「(警鐘を鳴らした医師の口封じなど)隠蔽も習氏が指示したということか」と語気を強めた。50代男性遺族も「こんな政府にはがっかり。被害者には何の説明もない」と悔しがった。(共同)

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