「虹色花壇」オンラインで LGBT嫌悪反対国際デー
更新 sty2005150009 17日は「LGBT嫌悪に反対する国際デー」だ。LGBTなど性的少数者の若者を支援する福岡の任意団体FRENS(フレンズ)は、休園中の福岡市植物園にあり、性の多様性を表す虹色の「レインボー花壇」の画像を、団体のブログ上で配布している。引き続き感染を防ぐ行動が求められる中、オンライン会議の背景への活用を呼び掛けている。
国際デーは1990年5月17日、世界保健機関(WHO)が精神疾患のリストから同性愛を削除したことに由来。FRENSと市植物園は2018年から毎年国際デーの前後、虹を表した6色の花壇を設置し、イベントを開いてきた。
市植物園は国の緊急事態宣言後休園しており、5月19日から再開する。FRENSの小野アンリ代表は「植物園に行けなくても、花壇のバーチャル背景を通じて性の多様性を考えるきっかけになれば」と話している。