医療用防護服の生産急ピッチ 堺市の縫製会社
更新 sty2005100010 新型コロナウイルスの感染拡大による医療物資の不足が懸念される中、堺市北区の縫製業「リビエール」で、医療用防護服の生産が急ピッチで進められている。
これまでは婦人服を中心に製造してきたが、その縫製技術を応用し、感染者治療の際に医療従事者が使用する使い捨てガウンの生産に乗り出した。
同社によると、大阪府や堺市からの発注を受けており、今後さらに、防護服を必要とする医療機関や自治体の要望に応じたいとしている。
同社の河村厚志代表(43)は「感染の不安を抱えながら医療現場で戦う人たちが少しでも安心できるよう、いち早く届けたい」と話した。