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段ボール仕切り越しに業務 感染者ゼロの鳥取、県職員

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段ボール仕切り越しに業務 感染者ゼロの鳥取、県職員

更新 sty2003310019
 机の間に段ボールで仕切りを作り業務する鳥取県庁の職員=31日午後  机の間に段ボールで仕切りを作り業務する鳥取県庁の職員=31日午後
 鳥取県庁職員の机の間に作られた段ボールの仕切り=31日午後
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 鳥取県庁職員の机の間に作られた段ボールの仕切り=31日午後フルスクリーンで見る 閉じる

 鳥取県は31日、新型コロナウイルスの感染リスクを抑えるため、県庁職員の机の間に段ボールで仕切りを作る取り組みを始めた。県内で感染者は確認されていないが、職員の感染予防を徹底する。

 県人事企画課によると、職員同士は目安として2メートル以上離れ、可能な範囲で向き合わない配置にすることや、向かい合う場合も机の間に段ボールやロッカーで仕切りをすることを通知。

 机の間にフィルムシートを張り業務する鳥取県庁の職員=31日午後
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 さまざまな部署から予算要求などで職員が訪れる財政課では、高さ約1メートルの段ボールの仕切りに、相手の顔が見えるような窓をラップで作った。危機管理政策課は災害時に利用するフィルムシートを張るなど、特色のある仕切りを設置した部署もあった。

 人事企画課の妹尾史子係長は「相手の顔が見えにくい分、いつもよりもコミュニケーションに配慮したい」と話した。

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