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新型肺炎、各地で拡大 感染経路不明のケースも

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新型肺炎、各地で拡大 感染経路不明のケースも

更新 sty2002140017
 新型コロナウイルス感染症対策本部の会合であいさつする安倍首相(右から2人目)=14日午後、首相官邸  新型コロナウイルス感染症対策本部の会合であいさつする安倍首相(右から2人目)=14日午後、首相官邸
 新型コロナウイルス感染症対策本部の会合であいさつする安倍首相。中央は加藤厚労相=14日午後、首相官邸
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 新型コロナウイルス感染症対策本部の会合であいさつする安倍首相。中央は加藤厚労相=14日午後、首相官邸フルスクリーンで見る 閉じる

 厚生労働省は14日、新型コロナウイルスによる肺炎(COVID19)を巡る問題で、東京都や和歌山、沖縄両県などで新たに計6人の日本人感染者を確認したと発表した。これとは別に政府チャーター機第3便で帰国した邦人1人も感染が確認されるなど拡大が続いた。新たな感染者には感染の経路が不明確な人も含まれ、市中感染の懸念が増大した。
 東京では新たに2人の感染者が判明。屋形船の宴会がきっかけになった可能性がある。屋形船には13日に死亡した80代女性の義理の息子に当たる70代のタクシー運転手も乗船していた。感染拡大防止に向け、政府は新たに専門家会議も設置した。
 国内初の死者が出た事態を受け、安倍晋三首相は新型コロナウイルス感染症対策本部会合で「これまで以上に対策の検討を進めていく」と述べた。

東京で新たに2人感染 

 東京都は14日、新たに都内在住の2人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。いずれも、13日に感染が確認されたタクシー運転手の男性の濃厚接触者。入院中で、重症ではない。

 都によると、タクシー運転手は1月18日に都内の屋形船で実施された、タクシー組合の新年会に妻と参加。新たな感染者2人のうち1人はこの屋形船の従業員で、同日に勤務していた。この日より前には中国湖北省からの旅行者との接触歴もあり、都が詳しい経緯を調べている。

 もう1人は、運転手が加入する組合の従事者で、新年会には参加していない。運転手とは23区内の組合事務所で、事務作業や会計処理の際に接触があった。

 タクシー運転手の濃厚接触者は、新年会に参加した別の運転手や家族約80人や屋形船の従業員、組合従事者など計約100人。都は順次検査を実施している。新年会参加者には、発熱などの症状を訴えていた人が約10人いる。

全国各地で報告相次ぐ

 既に勤務医に感染者が見つかった和歌山県の済生会有田病院では、外来受診した70代男性、沖縄県で60代の女性タクシー運転手が感染した。北海道では50代男性が重篤。愛知県の60代男性はハワイ滞在中に風邪のような症状が始まったという。国内の感染者は合計で258人になった。

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