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沖縄で女性運転手感染確認 60代、容体は安定

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沖縄で女性運転手感染確認 60代、容体は安定

更新 sty2002140014
 沖縄県内での新型コロナウイルス感染者の確認を受け、県庁で開かれた危機管理対策本部会議=14日午後  沖縄県内での新型コロナウイルス感染者の確認を受け、県庁で開かれた危機管理対策本部会議=14日午後

 沖縄県は14日、県内で60代の女性タクシー運転手1人が新型コロナウイルスに感染したことを確認したと明らかにした。九州・沖縄での感染確認は初めて。玉城デニー知事は危機管理対策本部会議を開き、運転手は指定医療機関で治療を受けており「容体は安定している」と述べた。

 県によると、運転手は、1日に那覇に寄港し、現在は横浜港に停泊するクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の乗船者と接触した可能性が高い。県は接触した可能性がある約200人の健康観察を進めており、症状があるのはこの1人だけだという。

風評被害に危機感

 発症者が沖縄県では初めて確認され、県内経済の屋台骨を支えている観光業で懸念が出ている。中国人観光客らの減少に加え、風評被害で大多数を占める国内客の旅行意欲に悪影響が及ぶ恐れがあり、関係者は「今後どうなるのか」と危機感をあらわにした。

 那覇空港で乗客を待つタクシー=14日午後
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 那覇空港で乗客を待つタクシー=14日午後フルスクリーンで見る 閉じる

 沖縄県を訪れた観光客数は昨年、約1016万3900人で、暦年として初めて1千万人の大台を突破。うち国内客は約7割の約723万人3900人を占めており、県は2020年も堅調に推移すると見込んでいた。
 ただ、新型コロナウイルス拡大に伴い、中国人の団体旅行客のキャンセルが続出。ホテルなどは、代わりに国内客の誘致に力を入れ始めていた。
 しかし、発症者が確認されたことで地元の金融機関関係者は「収束まで時間を要すると、景気に悪影響が出てしまう」と懸念する。タクシー運転手の男性は「中国人観光客が激減した後でも、他の国の観光客がいるからなんとかなっていたのに」と不安を口にした。

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