産経フォト

【ふるさと富士】変わる山麓 変わらぬ蝦夷富士 羊蹄山

自然・風景

【ふるさと富士】変わる山麓 変わらぬ蝦夷富士 羊蹄山

更新 sty2002090001
世界中のスキーヤーでにぎわう“ニセコリゾート”。夕日に照らされた羊蹄山が目の前に広がった =北海道俱知安町のニセコマウンテンリゾートグラン・ヒラフスキー場(桐山弘太撮影) 世界中のスキーヤーでにぎわう“ニセコリゾート”。夕日に照らされた羊蹄山が目の前に広がった =北海道俱知安町のニセコマウンテンリゾートグラン・ヒラフスキー場(桐山弘太撮影)
羊蹄山を前にスキーが楽しめるニセコマウンテンリゾートグランヒラフ =北海道俱知安町(桐山弘太撮影)
画像を拡大する
羊蹄山を前にスキーが楽しめるニセコマウンテンリゾートグランヒラフ =北海道俱知安町(桐山弘太撮影)フルスクリーンで見る 閉じる

 山頂にかかった雲が流れ、雪をまとった羊蹄山が目の前に広がった。富士山にそっくりな姿に驚く。

 標高1898メートルの羊蹄山は北海道の道央では最高峰。成層火山で緩やかな裾野をもつ。山頂を境に5町村に分かれ、「蝦夷富士」として親しまれている。

優美な姿から「蝦夷富士」として親しまれる羊蹄山 =北海道俱知安町(桐山弘太撮影)
画像を拡大する
優美な姿から「蝦夷富士」として親しまれる羊蹄山 =北海道俱知安町(桐山弘太撮影)フルスクリーンで見る 閉じる

 4つの登山道が整備されており、夏季は往復約10時間の厳しい山行となる。支笏洞爺国立公園に含まれ、100種を超える高山植物が花を咲かせる美しい山でもある。

 そんな羊蹄山の周辺の様子が15年ほど前から変わってきた。山麓の俱知安(くっちゃん)町やニセコ町では、良質のパウダースノーを求め、豪州やアジア、北欧からスキーヤーが増加。スキー場近くの比羅夫(ひらふ)地区はアパレルショップやバーが立ち並び、まるで海外のリゾートに入り込んだようだ。

羊蹄山麓にはペンションやアパレルショップ、バーが立ち並び外国のスキーリゾートのような雰囲気だった =北海道俱知安町(桐山弘太撮影)
画像を拡大する
羊蹄山麓にはペンションやアパレルショップ、バーが立ち並び外国のスキーリゾートのような雰囲気だった =北海道俱知安町(桐山弘太撮影)フルスクリーンで見る 閉じる

 倶知安町では外国人の年間宿泊者がここ10年間で5倍に増え、平日は8割が外国人客のホテルもあるという。地価の高騰が止まらず、地価上昇率は近年、道内トップクラスの伸びだ。

 羊蹄山の山麓で生まれ、職場も嫁ぎ先も近くだという公務員の30代女性は「登ったことはありませんが、羊蹄山を見ると心が落ち着きます。雄大な姿は昔から変わりません」と話してくれた。(写真報道局 桐山弘太)

■【360°パノラマ】スキー場から見た羊蹄山

スゴい!もっと見る

瞬間ランキングもっと見る

話題のランキング