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経済悪化歯止めかからず 観光客激減、給料遅配も

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経済悪化歯止めかからず 観光客激減、給料遅配も

更新 sty1912070009
 デモ行進(手前)が行われ、手持ちぶさたな様子の飲食店の店員ら=8月、香港(共同)  デモ行進(手前)が行われ、手持ちぶさたな様子の飲食店の店員ら=8月、香港(共同)

 香港の抗議活動の長期化に伴い、経済の落ち込みに歯止めがかからない状態が続いている。観光客の大幅減少で宝飾品などの小売業が大打撃を受け、給料を遅配する航空会社も。11月に米国で香港人権法が成立、米中貿易摩擦の先行きも不透明さを増した。世界有数の金融拠点は内憂外患に直面し、回復の見通しは立っていない。

 「香港経済はとても厳しい局面にあり、今後失業率も上昇するだろう」。3日、記者会見した林鄭月娥行政長官は危機感を隠さなかった。

 デモ行進が行われた地域の商店の多くはシャッターを下ろしていた=7月、香港(共同)
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 香港政府によると、10月の訪問者数は前年比43・7%減で、大半を占める中国本土の訪問者は半減。10月の小売売上高は24・3%減と過去最大の減少幅を記録、宝飾品は42・9%、化粧品は33・5%それぞれ下落した。飲食業の落ち込みも著しい。英調査会社IHSマークイットによる11月の香港の購買担当者景気指数は、重症急性呼吸器症候群が流行した2003年4月以来、最低の水準となった。(共同)

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