米韓の立場「相当な差」 駐留費負担、米側は退席
更新 sty19111900162020年以降の在韓米軍駐留費の負担割合を巡る交渉の韓国側代表、鄭恩甫氏は19日、ソウルで記者会見し、米側の提案と韓国の立場に「相当な差があることは事実だ」と認めた。協議では米側代表が日程を切り上げて退席、大幅に早く終了した。
米側代表のデハート氏は協議後「韓国側に再考の時間を与えるために切り上げた」と説明。「韓国側の準備ができた時に交渉を再開するのを楽しみにしている」と語り、歩み寄りを求めた。だが、米側が今年の負担額の5倍を超える増額を求めていることに対し、韓国内では反発も出ている。
聯合ニュースは社説に当たる記事で、米側が退席したことについて「韓国内の反発感情をものともしない頑固な態度で遺憾だ」と強く批判した。(共同)