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生命材料、宇宙から飛来か 隕石から糖を発見

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生命材料、宇宙から飛来か 隕石から糖を発見

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 生命誕生前の地球に飛来する隕石のイメージ  生命誕生前の地球に飛来する隕石のイメージ
 オーストラリアで見つかった、糖が含まれる隕石(古川善博東北大准教授提供)
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 オーストラリアで見つかった、糖が含まれる隕石(古川善博東北大准教授提供)フルスクリーンで見る 閉じる

 地球に落ちた隕石から生命活動に必須の糖が見つかったと、東北大や北海道大などのチームが18日付の米科学アカデミー紀要電子版に発表した。細胞内でタンパク質の合成に関わるリボ核酸(RNA)を構成するリボースという糖で、40億年前に生命が誕生した際、宇宙由来の糖が使われた可能性があるとした。
 これまでもデオキシリボ核酸(DNA)の一部である核酸塩基などが隕石から見つかり、生命の材料が宇宙に存在することが分かってきている。東北大の古川善博准教授は「今後は他の隕石も分析し、地球にもたらされた糖の量を詳しく調べたい」と話した。

 チームは砕いた隕石から糖を抽出し、高感度で分析する手法を開発。オーストラリアとモロッコで見つかった隕石2点から糖を見つけた。リボースのほか、植物に含まれるアラビノースやキシロースも含まれていた。

 地上で付着した糖の疑いもあったため、糖に含まれる重さの違う炭素原子の比も調べた。その結果、比が地球の糖とは大きく異なっており、宇宙から来たと判断した。 

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