宇野「一番前を向いている」 フィギュア仏杯一夜明け
更新 sty1911030017フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第3戦、フランス杯の男子で8位と振るわなかった宇野昌磨(トヨタ自動車)がフリーから一夜明けた3日、フランスのグルノーブルで取材に応じ「気持ちはさわやか。またスケートを頑張ろうと思った。(これまでで)一番前を向いている」と吹っ切れた表情で話した。
5歳から師事した山田満知子、樋口美穂子両コーチの下を昨季限りで離れ、一人での練習や試合は「楽しくないと思った。気持ちが曇って晴れなかった」と言う。「コーチがいるから笑顔にもなれる。やりがいも見つかる」と気付き、新コーチには「技術面(の指導だけ)でなく、一緒に戦いたいと思える人」が適任との考えを示した。
女子4位で2季連続のGPファイナル進出が絶望的となった坂本花織(シスメックス)は「ここから上がっていくしかない」と挽回を期した。(共同)