産経フォト

古都奈良でシカの角切り 秋の風物詩、攻防に歓声

イベント・祭典

古都奈良でシカの角切り 秋の風物詩、攻防に歓声

更新 sty1910130007
 奈良公園の鹿苑で始まった「シカの角切り」でシカを追い込む勢子たち=13日午後、奈良市  奈良公園の鹿苑で始まった「シカの角切り」でシカを追い込む勢子たち=13日午後、奈良市

 古都奈良の秋の風物詩「シカの角切り」が13日、奈良公園(奈良市)の鹿苑で行われた。逃げるシカと、縄を持って追い込む勢子の攻防に歓声が上がった。

 奈良公園の鹿苑で始まった「シカの角切り」で、雄シカの角に縄をかけ、引き寄せる勢子たち=13日午後、奈良市
画像を拡大する
 奈良公園の鹿苑で始まった「シカの角切り」で、雄シカの角に縄をかけ、引き寄せる勢子たち=13日午後、奈良市フルスクリーンで見る 閉じる

 シカにとって秋は恋の季節で、発情期を迎え攻撃的になる。保護活動に取り組む「奈良の鹿愛護会」によると、成長した角で人を傷つけることを防ぐため、江戸時代初期に始まったという。
 太鼓の音が鳴り響く中、法被姿の約20人の勢子たちが赤い布を振ってシカを追いつめ、角に縄を引っ掛けて押さえ付けた。中には縄をふりほどいて逃げ出すシカも。神職役がのこぎりで角を切り落とすと拍手が起きた。
 堺市から家族と来た高校2年の梅室和さん(17)は「長く伸びた角が強そうだった。迫力があった」と話した。
 当初は12~14日開催の予定だったが台風19号の影響で12日は中止になった。14日も開催される。

スゴい!もっと見る

瞬間ランキングもっと見る

話題のランキング