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吉野彰氏にノーベル化学賞 リチウムイオン電池開発

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吉野彰氏にノーベル化学賞 リチウムイオン電池開発

更新 sty1910090010
 リチウムイオン電池(右)とスマートフォンを手にする旭化成名誉フェローの吉野彰氏=2018年9月、名古屋市  リチウムイオン電池(右)とスマートフォンを手にする旭化成名誉フェローの吉野彰氏=2018年9月、名古屋市
 旭化成名誉フェローの吉野彰氏が基本構成を確立したリチウムイオン電池(旭化成広報室提供)
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 スウェーデンの王立科学アカデミーは9日、2019年のノーベル化学賞を旭化成名誉フェローで名城大教授の吉野彰氏(71)ら3氏に授与すると発表した。スマートフォンなどに広く使われるリチウムイオン電池を開発し、現在の情報化社会を支える成果として高く評価された。

 共同受賞は、米テキサス大オースティン校のジョン・グッドイナフ教授(97)ら。グッドイナフ氏はノーベル各賞を通じ最高齢受賞となる。

 旭化成名誉フェローの吉野彰氏(右から3人目)と研究メンバー=2011年(旭化成広報室提供)
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 旭化成名誉フェローの吉野彰氏(右から3人目)と研究メンバー=2011年(旭化成広報室提供)フルスクリーンで見る 閉じる

 リチウムイオン電池は何度も充電して使える2次電池。正極と負極の間をリチウムイオンが移動して充電や放電する。吉野氏は1980年代、炭素材料の負極とコバルト酸リチウムの正極を組み合わせ、基本的な構成を確立した。
 リチウムイオン電池は90年代に商品化され、小型軽量で高性能のためスマホやノートパソコンなどモバイル機器の普及に貢献した。旅客機やハイブリッド車に使われるほか、再生可能エネルギーの拡大にも役立ち、用途は拡大を続けている。

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