ワンショットで手軽に撮影【SKE48の鎌田さん、太一監督対談】Vol.3
更新 sty1909230002産経フォトで「RICOH THETA」(リコー・シータ)(以下、THETA)による360度動画の連載を行っている映画監督、脚本家、映画プロデューサーの太一氏(以下太一)と、SKE48、チームEに所属し、ライブ活動やテレビ出演を行っている鎌田菜月さん(以下鎌田)の対談3回目。THETAの撮影方法について語ってもらった。【PR】企画制作 産経新聞メディア営業局
スマホにはできない写真
太一 新しい「Z1」というTHETAの新型機種は、画質が向上しているので、一部を切り取ってもひどい画質にならない。急いでいるときでも、とりあえず撮っておこうという使い方ができる。「メークまだ上がってない!だけど、ここ撮っておきたい。」というときに、自分が映っていたら2Dで切り取っておくという使い方ができる。
鎌田 その使い方は普通のカメラやスマホにはできないですよね。
太一 そうですね。いちいちスマホ出して10枚撮らないで、THETAなら1枚でできます。
鎌田 技術が問われず、画角でセンスなどと言われるのではなく、とりあえず、撮影しておける。それはすごいです。
太一 さらにそれを動画でも撮れる。これは特種な技術ではない。若い人だからこそ、おすすめできるのは、リコーがオフィシャルの編集ソフトを出していて、そのアプリの中だけで画像編集などいろいろなことができる。アップロードも簡単。
THETAでの撮影のコツ伝授
鎌田 本当にデザインがシンプルですよね。
太一 スマホに連携して、スマホの中で細かな設定をすればいい。シャッター音を消したり、画質を調整したり、いろいろできます。テーブルの上に置いておいて、スマホから遠隔でシャッターが切れます。レンズが2つ付いているので、2つの画像を合成して、メルカトル図法の地図みたいに合成するのですが、撮影のコツは1メートルぐらい離れてレンズを正面に向けて撮影することですね。傾きはそんなに気にしなくても自動で補正してくれます。
鎌田 すごい機能ですね。
太一 例えば、スマホで自撮りをする際に角度によって手首がきついということがTHETAにはない。自動補正してくれるソフトの機能が便利で、真横に突き出したりとか、この下に自撮り棒を付けたら、手も映りません。
鎌田 その写真見ました。海のど真ん中で自撮り棒使っているんだろうなという写真でした。驚きました。このような使い方もあるのだなと思いました。
太一 さらにおススメとしてはボタンを押すときは親指ではなくて人さし指の方がいいと思います。指を伸ばした状態で指の腹で押すと、撮ったときに指も映ってしまうけど、その時の手がきれいに見えるコツでもあるんですよ。
鎌田 なるほど。ネイルだけアピールしているインスタグラマーさんもいらっしゃいますよね。THETAでしか撮れない写真が撮れるかもしれませんね。
いろいろ撮ってみたいと思います。見た目はカメラとは思えないですよね。片手で持てるカメラってなかなかないですよね。
太一 海外に持っていっても、「え? これカメラ?」って業界人から言われます。リコーのカメラは、プロ用の高性能で圧縮するのがうまい。リコー以外のカメラも使っていますが、リコーさんの圧縮技術と、なによりも一番すごいと感じるのは、いらない機能を捨てるという技術がすごい。その分、編集ソフトTHETA+(シータプラス)をスマートフォンにいれたみてください。色補正や画像編集まで直感的に操作できて、いろいろ試したくなると思います。
鎌田 それは使う側からしたら、ありがたいですね。いろいろ機能を付けてくれるのはうれしいのですが、一般の人からしたらすべて使い切れないですし、その分、価格も抑えてほしいと思ってしまう部分もあります。
◇Vol.4に続く◇
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