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初盆に献花台 北海道地震で厚真町

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初盆に献花台 北海道地震で厚真町

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 昨年9月の北海道地震で被害を受けた厚真町吉野地区で、設置された献花台に花を手向ける近藤泰行副町長(手前右)ら=8日  昨年9月の北海道地震で被害を受けた厚真町吉野地区で、設置された献花台に花を手向ける近藤泰行副町長(手前右)ら=8日

 昨年9月の北海道地震で震度7を観測し、大規模な土砂崩れに見舞われた厚真町は8日、初盆を前に、19人が亡くなった吉野地区に献花台を設置した。「ゆっくり休んでください」「元の姿に戻ってほしい」。遺族らは手を合わせ、犠牲者に祈りをささげた。

 地震は昨年9月6日午前3時7分に発生。町全体では土砂崩れで計36人が犠牲になった。吉野地区では約1キロにわたって斜面が崩壊し、土砂に埋まった住宅の解体や復旧工事が急ピッチで進む。

 昨年9月の北海道地震で被害を受けた厚真町吉野地区で、設置された献花台に花を手向け一礼する近藤泰行副町長(右)ら=8日
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 昨年9月の北海道地震で被害を受けた厚真町吉野地区で、設置された献花台に花を手向け一礼する近藤泰行副町長(右)ら=8日フルスクリーンで見る 閉じる

 兄を失った60代女性は献花に訪れ「実家の光景が浮かんでくる」と懐かしんだ。友人を亡くした同町富里地区の農業伊部義之さん(51)は「(吉野地区は)一番大変な目に遭った地域。せっかく助かった命だから大事に生きないと」と前を向いた。
 来月7日には追悼式が開かれる。献花した近藤泰行副町長は「お盆に里帰りする方々を思って設置した。犠牲者のご冥福を祈り、生活再建に全力を尽くしたい」と述べた。

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