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「ホッピー」より正確に復元 37年ぶり、首長竜の全身骨格修正

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「ホッピー」より正確に復元 37年ぶり、首長竜の全身骨格修正

更新 sty1906130011
 報道陣に公開された首長竜の全身骨格のレプリカ=13日午後、北海道むかわ町  報道陣に公開された首長竜の全身骨格のレプリカ=13日午後、北海道むかわ町

 北海道むかわ町で骨の化石が見つかった首長竜(通称ホベツアラキリュウ)の全身骨格のレプリカを収蔵する同町の穂別博物館は、37年ぶりに骨の位置を修正し、報道陣に13日、公開した。発掘当時の資料を精査し、より正確な姿を復元した。

 博物館によると、穂別町(現むかわ町)の化石収集家、故荒木新太郎さんが75年、ひれの骨の化石を山中で見つけた。77年には町民らが胴体部分の骨の化石を発掘。82年に全長約8メートルの骨格が復元された。ただ胸や腰の部分は断片的で部位の判断が難しく、不自然な点もあった。

 首長竜の全身骨格のレプリカについて説明する東京学芸大の佐藤たまき准教授=13日午後、北海道むかわ町
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 首長竜の全身骨格のレプリカについて説明する東京学芸大の佐藤たまき准教授=13日午後、北海道むかわ町フルスクリーンで見る 閉じる

 今回の修正には、首長竜を研究する東京学芸大の佐藤たまき准教授と、発掘の状況を記録した鹿児島大の仲谷英夫教授が協力。北米で化石が見つかった首長竜の全身骨格などを参考に、鎖骨の上下の向きや、胸と腰の骨の細かい位置を見直した。

 ホベツアラキリュウは首長竜の中でも特に首が長い「エラスモサウルス科」で、若い個体とみられ、「ホッピー」の愛称で親しまれている。

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