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田辺聖子さんが死去 作家、文化勲章受章者

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田辺聖子さんが死去 作家、文化勲章受章者

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 自身の刊行書籍などを飾った壁面の前に立つ田辺聖子さん=2007年6月、大阪府東大阪市の田辺聖子文学館  自身の刊行書籍などを飾った壁面の前に立つ田辺聖子さん=2007年6月、大阪府東大阪市の田辺聖子文学館

 芥川賞受賞作「感傷旅行(センチメンタル・ジャーニイ)」や「ひねくれ一茶」をはじめ、人生や男女関係の機微を軽妙な筆致でつづったユーモア小説などで知られる作家で、文化勲章受章者の田辺聖子(たなべ・せいこ)さんが6日午後1時28分、胆管炎のため神戸市内の病院で死去した。91歳。大阪市出身。葬儀・告別式は近親者で行った。喪主は弟聡(あきら)氏。後日、東京と大阪でお別れの会を開く予定。

 文化勲章受章の喜びを語る田辺聖子さん=2008年10月
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 樟蔭女子専門学校卒業後、会社勤務などの傍ら小説を同人誌に発表。1957年に「花狩」が「婦人生活」の懸賞小説で佳作となり、本格的な創作活動に入った。64年に「感傷旅行」で芥川賞。
 「私的生活」などで、男女の哀歓や独身中年女性の恋愛と生活を描写。大阪弁を駆使した明るい文体と人間への優しいまなざしで、庶民の生活感情をユーモアたっぷりにすくい取った。

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