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復興に意欲も帰還目立たず 避難解除初日の大熊町

東日本大震災

復興に意欲も帰還目立たず 避難解除初日の大熊町

更新 sty1904100007
避難指示が解除された福島県大熊町大川原地区の畑を耕す新妻茂さん(69)。茨城県高萩市から月に10日以上通っており、6月には家族を茨城に残し1人で災害公営住宅に入居する予定だ。「若い人が戻ってこられるようになるまで、年寄りが少しでも頑張らないとね」=10日午後(鴨川一也撮影) 避難指示が解除された福島県大熊町大川原地区の畑を耕す新妻茂さん(69)。茨城県高萩市から月に10日以上通っており、6月には家族を茨城に残し1人で災害公営住宅に入居する予定だ。「若い人が戻ってこられるようになるまで、年寄りが少しでも頑張らないとね」=10日午後(鴨川一也撮影)
避難指示が解除された福島県大熊町大川原地区。町民の姿は少なく、雪が降る中、道路を行き交う工事車両が目立っていた=10日午後(鴨川一也撮影)
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避難指示が解除された福島県大熊町大川原地区。町民の姿は少なく、雪が降る中、道路を行き交う工事車両が目立っていた=10日午後(鴨川一也撮影)フルスクリーンで見る 閉じる

 福島県大熊町は10日、東京電力福島第1原発事故で全域に出ていた避難指示が一部解除され、町民からは古里への帰還と復興に向け、意欲的な声が聞かれた。ただ解除初日、町には準備宿泊制度を使って事前に自宅へ戻っていた町民がわずかにいるだけで、新たな帰還の動きは乏しかった。

避難指示が解除された福島県大熊町大川原地区。整備が進んでいる災害公営住宅=10日午後(鴨川一也撮影)
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避難指示が解除された福島県大熊町大川原地区。整備が進んでいる災害公営住宅=10日午後(鴨川一也撮影)フルスクリーンで見る 閉じる

 新役場庁舎は完成し、災害公営住宅の建設工事が続くが、病院など生活インフラの整備に時間がかかる見込みで、課題は山積みだ。

 一戸建ての災害公営住宅では、作業員が庭や植木を整備する作業をしていた。今月14日に開庁式を行い、5月7日に業務を始める新しい町役場の前でも、水道管の設置など工事が続いた。

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