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男性ホルモン値で法廷闘争 陸上女子のセメンヤ選手

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男性ホルモン値で法廷闘争 陸上女子のセメンヤ選手

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 2016年8月、リオデジャネイロ五輪陸上女子800メートルで優勝し、ガッツポーズする南アフリカのキャスター・セメンヤ(共同)  2016年8月、リオデジャネイロ五輪陸上女子800メートルで優勝し、ガッツポーズする南アフリカのキャスター・セメンヤ(共同)

 アスリートの「性別」を巡る論争が再び耳目を集めている。先天的に男性ホルモンのテストステロン値の高い女子選手が、女子種目に出場するのは公平なのか-。国際陸上競技連盟が新たに定めた女子選手の出場資格を制限する規定に対し、2016年リオデジャネイロ五輪女子800メートル金メダルのキャスター・セメンヤ選手(南アフリカ)が撤回を求めて提訴した問題で、スポーツ仲裁裁判所(CAS)は4月下旬にも裁定を下す。

 2012年8月、ロンドン五輪陸上女子800メートルで準決勝進出を決めた南アフリカのキャスター・セメンヤ=五輪スタジアム(共同)
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 2012年8月、ロンドン五輪陸上女子800メートルで準決勝進出を決めた南アフリカのキャスター・セメンヤ=五輪スタジアム(共同)フルスクリーンで見る 閉じる

 国際陸連によると、新規定では筋肉の強さや競技力向上に影響するテストステロンの値を薬などで基準以下に下げなければ、障害種目を含む女子の400メートル~1マイルの種目で国際大会に出場できなくなる。セバスチャン・コー会長は「公平で有意義な競争を保つためだ」と主張。昨年11月から導入予定だったが、提訴を受けて延期されている。

 セメンヤ選手の弁護士は「彼女は紛れもなく女性」と訴え、専門家には「非科学的」との意見もある。

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