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伝統の傘を観光資源に インドネシア

伝統・文化

伝統の傘を観光資源に インドネシア

更新 sty1903140007
 伝統傘「パユン・グリス」に熟練の技で花の絵を描くヨヨさん=1月、インドネシア・タシクマラヤ(共同)  伝統傘「パユン・グリス」に熟練の技で花の絵を描くヨヨさん=1月、インドネシア・タシクマラヤ(共同)

 インドネシア・西ジャワ州の地方都市タシクマラヤは、鮮やかな色使いや絵柄が印象的な伝統の傘作りが盛んだ。職人がほぼ手作り。市が本格的に観光資源化に乗り出す一方、後継者不足が課題だ。

 伝統傘「パユン・グリス」を手に笑顔を見せるヤヤットさん=1月、インドネシア・タシクマラヤ(共同)
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 伝統傘「パユン・グリス」を手に笑顔を見せるヤヤットさん=1月、インドネシア・タシクマラヤ(共同)フルスクリーンで見る 閉じる

 地元の言葉で「美しい傘」を意味する「パユン・グリス」と呼ばれる。素材は紙や布、ビニールなど4種類。直径40~120センチで、2~3メートルの大型も。価格は4万ルピア(約310円)からだ。

 工房では職人の女性ヨヨさん(76)が、慣れた手つきで傘に花の模様を筆で塗り、次々に完成させて

いた。ひとつにかかる時間は2分。10歳のころに母から技術を学んだという。

 工房経営の男性ヤヤットさん(51)によると、傘産業は1970年代以降、輸入品が流入し一時廃れた。しかし、80年代に土産物や室内装飾品としての価値が見直されたという。(共同)

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