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縄文の「朱」生産拠点? 徳島・阿南の加茂宮ノ前遺跡

遺跡・建造物

縄文の「朱」生産拠点? 徳島・阿南の加茂宮ノ前遺跡

更新 sty1902180017
 加茂宮ノ前遺跡で見つかった、石を円形に並べた遺構=18日午後、徳島県阿南市  加茂宮ノ前遺跡で見つかった、石を円形に並べた遺構=18日午後、徳島県阿南市

 徳島県阿南市の加茂宮ノ前遺跡で、古代の赤色顔料「水銀朱」を生産したとみられる縄文時代後期(約4千~3千年前)の石臼や石きね300点以上のほか、朱が塗られた耳飾りが出土し、県教育委員会が18日、発表した。

 三重県度会町の森添遺跡などでも縄文後期の朱の原石や朱が付着した土器が見つかっているが、水銀朱に関連した遺物の出土量としては国内最多としている。

 今回、原料となる石も出土しており、朱を生産していた可能性がある。朱が塗られた土器も見つかり、当時の具体的な使用状況が分かるという。

 石を円形に並べた遺構も16基見つかった。直径約1~3メートルで、小石が敷き詰められており、祭祀用とみられる。縄文時代後期では東日本を中心に石を並べた環状列石が見られるが、西日本では珍しい。

 加茂宮ノ前遺跡で出土した、朱が塗られた耳飾り3点=18日午後、徳島県阿南市
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