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1セント銅貨、2000万円で落札 米で76年前鋳造、幻の存在

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1セント銅貨、2000万円で落札 米で76年前鋳造、幻の存在

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 10日に落札された1943年鋳造の米1セント銅貨(ヘリテージ・オークションズ提供、共同)  10日に落札された1943年鋳造の米1セント銅貨(ヘリテージ・オークションズ提供、共同)

 1943年鋳造の銅合金の米1セント硬貨が10日、南部フロリダ州オーランドで競売に掛けられ、20万4千ドル(約2200万円)で落札された。戦時下で銅不足の43年に鋳造された1セント硬貨は亜鉛でコーティングされた鋼鉄製の銀色で、銅製は造幣局も存在を否定する“幻の硬貨”だった。米競売会社ヘリテージ・オークションズが明らかにした。

 10日に落札された1943年鋳造の米1セント銅貨(ヘリテージ・オークションズ提供、共同)
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 10日に落札された1943年鋳造の米1セント銅貨(ヘリテージ・オークションズ提供、共同)フルスクリーンで見る 閉じる

 同社によると、47年3月、当時16歳の高校生だった男性が東部マサチューセッツ州の高校のカフェテリアで受け取った釣り銭に紛れていた。この銅貨の希少性を知っていた男性は公表せずに保管し続けていた。

 42年まで1セント硬貨鋳造に使われていた銅製の素材が型押しの段階で鋼鉄製の素材に紛れ込み、ごくわずかな銅製硬貨が流通。うわさが広まって新聞や雑誌をにぎわし、偽物も出る騒ぎになった。男性は昨年9月に死去している。(ニューヨーク共同)

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