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123年ぶりに襖絵帰還 龍安寺が買い戻す

伝統・文化

123年ぶりに襖絵帰還 龍安寺が買い戻す

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 123年ぶりに帰還した龍安寺のふすま絵=21日午後、京都市右京区(永田直也撮影)  123年ぶりに帰還した龍安寺のふすま絵=21日午後、京都市右京区(永田直也撮影)

 京都市右京区の世界遺産・龍安寺が、明治時代の廃仏毀釈で手放した襖絵9面を買い戻し21日、報道陣に公開した。襖絵が同寺に戻るのは123年ぶり。

 同寺によると、襖絵は慶長11(1606)年に織田信長の弟、信包が建立した重要文化財の方丈(本堂)の接客用の部屋である上間一の間にあったもので、芝垣を背景に雄大なバショウを描いた作品。狩野派か、桃山時代に活躍した海北派の作とみられる。

 所有していた静岡市の収集家の男性が、米ニューヨークの競売会社クリスティーズに売却を持ちかけ、同寺が買い戻した。

 同寺の岩田晃治学芸員(55)は「外国で修復された痕跡があり文化財としてはあまりよくない状態だが、戻ってきてよかった」と話している。

 来年1月10日から6月10日まで同寺で一般公開される。

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